AST・ALT値を基準値まで改善する必要性

AST・ALT値を基準値まで改善する必要性

AST・ALT値が基準値より高いとどうなる?

 

健康診断に血液検査を項目に加えている会社や学校は多いです。
血液検査は貧血か否かだけを見るものではなく、肝機能、腎機能、糖代謝、尿酸など非常に多くの病気の検査ができます。目的に応じて検査項目をオーターします。
肝機能検査では、AST、ALT以外にγ-GP、総ビリルビンなどの検査をして、肝臓の機能にトラブルが発症していないかを確認します。なかでも、ASTとALTは肝臓で働く酵素の一種で、トラブルによって肝細胞が破壊されると血液中に流出されます。検査結果で数値が高くなるほどトラブルの度合いが強いと判断できます。、

 

改善は初期の段階で行うのが有効

 

肝機能のトラブルで比較的改善しやすいのは脂肪肝です。
簡単に言えば、肝臓内に体が消費しきれなかったエネルギーが中性脂肪として蓄積されている状態で、脂肪肝だけなら痛みや不快感などの自覚症状を感じることはありません。初期ならメタ体系になっている程度で重篤な健康障害はないのですが、改善処置をせずに、そのままの生活を継続していれば、血液がドロドロになる、血管が詰まりやすくなる、血圧が上昇する、といった状態になり、肝臓の機能も肝炎や肝硬変などに重症化する可能性があります。
脂肪肝の改善方法は、基本的に食事や運動の管理で、生活習慣を見直せばAST・ALT値を基準値まで改善することができます。

 

どうすれば改善できるか

 

脂肪肝の改善には、脂質の高い食材を少なくして、野菜・海藻類を多めにします。また、脂質は不飽和脂肪酸に切り替えることも必要です。
肉が好きなら赤身がよく、できれば週に数回は魚介類を主菜にするとよいでしょう。
大豆製品やナッツ類も取り入れると、内臓脂肪の消費を促進できます。暴飲暴食を控えたバランスの良い食事だけでなく、適度な運動をして、溜まった内臓脂肪を消費させるようにすると有効です。
肝炎や肝硬変に重篤化している場合には、医師の指導の下で、食事療法や投薬療法を併用することが必要になります。