AST・ALTの低値は問題はない?

AST・ALTの低値は問題はない?

高いと問題だけど低いのも問題

 

ASTとALTは肝機能検査でチェックされる数値で、一般に基準値より高い場合には、肝臓に何らかのトラブルが発生する考えられます。
たとえば、肝臓内に余分な脂肪が蓄積する脂肪肝や予備軍の人は、5人に1人の割合で発症していると言われています。
肥満傾向にある人が発症しやすい傾向にあり、メタホリックシンドロームなど生活習慣病のひとつに数えられているので、症状が悪化しないように注意が必要です。対して、数値が低い場合は、重要視されることは少なく、たいていは問題なしと、診断されます。
しかし、基準値より大幅に低いと、体調不良が生じることもあります。数値が低くなった原因を見極めて、改善処置をすることが大切です。

 

AST・ALTの低値の原因

 

基準値に対して、高い・低いの判断は採取した血液中にASTとALTがどのくらい流出しているかによって決まります。
ASTもALTも酵素のひとつで、肝臓ではタンパク質やエネルギーの代謝に深く関わっています。特にALTは主に肝臓に存在する酵素で、働きが低下していたり、エネルギーとなるたんぱく質の摂取利用が少ないと、検査結果が低値になることがあります。
また、身体の機能が全体的に低下する高齢者、極端なダイエットを続けている人、などは低栄養によってALT値が低くなることがあります。医学的所見では異常なしと診断をされても、疲労感や倦怠感など病気以前の未病の症状を感じていたら、医師に相談したほうが安心です。

 

改善策は必要?

 

ASTとALTが基準値より低くても、医師が特に問題なしと診断をして、自身も健康上の問題をかかえていなければ、特に改善処置は必要ないと言えます。
低い数値が不安という場合には、食事のバランスを整えたり、過度な雨飲酒・喫煙をやめる、適度な運動をするなどで健康管理を心がけると良いでしょう。
肝機能の低下が原因の慢性疲労はビタミンB6の不足が原因のひとつなので、青魚、種子類などを食事に加えると有効です。