ASTとALTの数値が高いと中性脂肪も多い?

ASTとALTの数値が高いと中性脂肪も多い?

ASTとALTの数値は健康管理のバロメーター

 

健康診断の結果、ASTとALTの数値にHもしくは高という文字が記載されていたら、基準値を超えているということです。
どのような検査でもH・L、高・低という表示が付くことはあまり良いこととは言えません。少なくとも基準値内に数値が収まっていれば、著しく健康を害する状態ではないという目安になります。
ASTとALTは血液の中の中性脂肪の分泌量が多いということを示しています。中性脂肪が増えすぎると、生活習慣病のリスクが高くなるため、検査結果を軽く見ないことが大切です。

 

ASTとALTの数値が高い時の疾患の可能性

 

ASTとALTの数値が高い時に考えうる疾患の可能性のひとつは脂肪肝です。
肝臓は、食事で取り入れた炭水化物、タンパク質、脂質を分解・代謝してエネルぎーに代える役割を担っています。この時作られたエネルギーが生活の場で消費されてしまえば、特に問題はありませんが、せっかく作りだしたエネルギーが使われないと、中性脂肪として肝臓に蓄えられます。
貯蓄量はゼロである必要はありませんが、正常範囲内と定められた数値より多く蓄積されている状態は脂肪肝と言います。

 

メタボの人は脂肪肝?

 

健康な人は中性脂肪は肝細胞の4%以下に抑えられていますが、30%以上になると脂肪肝と診断されます。いわゆるメタボ体系の人に多くみられます。
合併症を発症していないうちは、単なる肥満で片付けられてしまいますが、中性脂肪が過剰に蓄積された状態を放置すると、血液の流れが悪くなり、高血圧や血管系の疾患を発症するリスクが高くなります。
肥満の原因のほとんどは暴飲暴食です。肝臓は食べ物の代謝だけでなく、アルコールの分解・無毒化も行っています。肝臓がアルコールを処理する能力が追い付かないほど飲酒をすると、脂肪酸の分泌が促されて、最終的に中性脂肪として蓄積されます。ASTとALTの数値高くメタボ体系の人は注意が必要です。